陳列・演出時の色の使い方

9月に入って、業種関係なく秋らしい売り場が増えてきました。

さて、あなたは「秋らしい」って何を見て思いますか?

こんな「紅葉」の色ですか?

「ハロウィン」のかぼちゃのオレンジですか?

今日は商品演出の際の色の使い方についてお伝えします。

 

色相環

商品の陳列や展示に欠かせないのが色相環(しきそうかん)です。
色相環とは赤や黄や青という色味を輪っかにして繋げたものです。

12色で構成されているものは12色相環といいます。24色の場合もありますが、商品を陳列するレベルでは12色で十分です。陳列の際、必ず必要になってきますので知っておきましょう。
色相環は陳列をしていると自然に覚えますが、初めてカラーに触れる、見ながらでないとわからない方は色相環を印刷したカードなどを持ちながら陳列するといいでしょう。

色の関係

図の中で矢印があります。
それぞれの矢印は黄色を中心に見た場合の色の関係を表しています。

類似色相

類似色相は色相環の隣り合った3つの色です。
黄色の類似色相は黄橙と黄緑です。

類似色相は似た者同士の集まりで、調和があります。

補色

補色とは色相環で正反対の位置にある色です。
黄色の補色は青紫です。

補色は組み合わせることでお互いの色を強調し、目立たせます。

対照色相

対照色相とは補色の左右2色を含めた色です。
黄色の対照色相は赤紫、紫、青紫、青、緑青の5色です。
補色と同じで黄色を目立たせる役割があります。

例えば黄色と青紫という補色同士だとものすごく目立ちすぎる時、黄色と緑青だと目立ちつつもまだ柔らかい感じになります。

色の持つイメージを演出に活かす

色にはそれ自体が持つイメージがあります。

演出するときは売り場のテーマに沿って演出をします。
この時に色の持つイメージという色の力を借りるのです。

例えば、「秋の行楽」というテーマで演出をするとします。
先ほどの紅葉を連想させる赤、ハロウィンのかぼちゃのオレンジなど主に暖色系の商品をピックアップし、それにふさわしい装飾品などで構成します。

こうすることで全体的に統一感が生まれます。
そして、「秋」「行楽」という演出テーマがお客さまに伝わりやすくなります。

 

演出の色を決めるときの手順

演出の色を決めるには手順があります。

まず「秋の行楽」「ハロウィン」などのテーマを決めます。
演出に使う商品は3色以内にします。色が多いとにごって見えます。

この3色は店舗や売り場のコンセプト、テイスト、対象年齢に合わせて決めてください。
よくある「秋の行楽」なら、赤・オレンジ・茶です。
「若々しく自然を楽しもう」のようなコンセプトなら赤・オレンジ・緑などの配色もできます。

最初に決めた3色は絶対ではありません。
商品が減ってきた、なくなったのであれば見直しも必要です。
全体のバランスを見ながら随時変えていきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?
今回は陳列・演出時の色の使い方についてお伝えしました。
店舗のイメージに沿った演出を色の持つ力で楽しんでください。

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