売れているショップのVPの向きはどこを向いていますか?

以前にお客さまの視線はどこに集まるのか、VPはどこに作るかという話を書きました。

ショップの中にVPを作ることが大切なのがわかったところで、今度は作ったVPに注目してもらう方法を書きます。

 

お客さまがよく歩いて来る方に正面を向けて置く

VPが通路に対して正面を向けている場合の図

通路に対し、正面を向けている場合、

お客さまと視線が合いにくいです。
お客さまは「私には関係ないわ。」という心理が働きます。そして、お店に入らず素通りしてしまいます。

お客さまが歩いて来る方を向けている場合

 

お客さまと視線が合い、お客さまは「私に対してのメッセージだ。」という心理が働きやすくなります。
「ちょっと見てみようかな。」とお店に入って来てくれやすくなります。

GMS(総合スーパー)衣料品でのVPの場所

先ほど書いたお客さまが歩いて来る方にVPを向ける作り方は私が小売業時代の売り場でのVPの作り方そのものでした。

売り場のコーナー(角)には大抵VPがあります。
通路に向けて平行ではなく、お客さまに向けてありました。
わかりやすく言えば通路に対して斜めに設置してあるイメージです。

繁華街での人の歩く方向

私の出身校は大阪あべのにある工芸高等学校というところで、デザイン科を専攻していました。

もう20年以上前の話ですが、その時先生に教えてもらったことがあります。

「心斎橋歩いてみ。みんな左側歩いてるやろ?デパートのショーウインドウのディスプレイはみんな左向いとるねんで。」

それまでなんとも思ってなかった心斎橋筋。
言われて意識すればみんな左側を歩いています。

大阪の方はご存知と思いますが、逆走できないくらい一方通行のように集団で歩く姿が見られます。
横切ることは至難の技です。

集団で左側を前向いて歩いてる人たちに通路に向けて正面にディスプレイの顔を向けても目を合わしてくれないのは納得です。

確かに心斎橋の百貨店のショーウインドウはお客さまが歩く向きに合わせてVPを向けていました。

あなたのショップでの検証

小売業時代の上司に言われたのが「お客さまが歩いて来る方向とお客さまがどこを見てるのか、ずっと観察すること」です。

言われた通りにお客さまが歩くのを観察しました。
おもしろいですね。お客さまの視線の先がほとんど一緒なのです。

視線が合わないところにVPを置くより、お客さまの視線が集中するところにVPを設置した方が、売り場から伝えたいメッセージをより伝えやすくなります。

お店の前の通路で、お客さまの動きを一度観察してみて下さい。
できればデータを取って数値化するといいです。
平日と週末、朝と夜とで客層が違うショップは特にです。

そしてVPの向き、靴の向きをお客さまに合わせて下さいね!