売り場づくりのための3つの原理原則ーお客さまが見やすく、さわりやすく、選びやすい場所 ゴールデンゾーン

「お客さまは来られるのですが、商品を手に取ってもらえません。」

お客さまは買いたい商品を見つけることができないのかもしれません。
見つけても買うのをやめてしまう理由があります。
陳列には最適な場所があります。

 売り場づくりのための3つの原理原則

原理原則①人の目はどこを見ているのか?
原理原則②お客さまの視線はどこに集まるのか?
原理原則③お客さまが見やすく、さわりやすく、選びやすい場所は?

先回の②お客さまの視線はどこに集まるのか?に引き続き、今回は原理原則お客さまが見やすく、さわりやすく、選びやすい場所は?についてお伝えします。

最も見やすく、さわりやすく、選びやすい場所で陳列する

売り場陳列で大事なことは、お客さまにとって最も見やすく、さわりやすく、選びやすい場所で商品を陳列することです。

「ちょっと見てみたい」と思った商品が手の届かない高いところに陳列してあるとどうですか?

ストレスを感じませんか?
お客さまはすぐそばに「あれを見せてください」と頼める店員さんがいないと、よっぽど「欲しい」と思う商品でない限りその場を立ち去ります。

お客さまが見やすく、さわりやすく、選びやすい場所 ゴールデンゾーン

では、どこが見やすく、さわりやすく、選びやすい場所なのでしょうか?

図をご覧ください。

陳列してある什器の前に立って、身長160cmの人だと下は床から60cmくらい、上は180cmくらいの間が見やすく、さわりやすい高さです。

このスペースをゴールデンゾーンと言います。
ゴールデンスペース、ゴールデンラインとも言います。

上の図の「買い場」の部分に陳列をしましょう。
そうでないとお客さまはストレスを感じてしまいます。

商品陳列と演出の違いと組み立て方


この図の上の部分、「見せ場」と買いてある部分、手が届かないので演出などに使います。

私がGMS勤務をしている20年間で、この「見せ場」「買い場」の組み立てにもトレンドがありました。

「見せ場」を作れるのは売り場の中では通常、柱や壁面になってきます。

よく見るスーパーの衣料品売り場の光景だと、柱や壁面の上部には半身トルソー(上半身だけのマネキン)が置いてあり、下には服が吊ってあったりします。

私が入社した20年前もこのような作りが普通でした。柱そのものに角バーや丸バーという陳列什器が組めるような仕様になっていました。

時代とともに、柱には何も演出も陳列しないという時代がやってきます。

この場合、柱には什器を組む仕様になっていません。

そして、演出はなく、上から下まで陳列という時代もありました。

演出・陳列の組み合わせには実はトレンドある

“VMDは原理原則だから1回学んだら一緒ではないんですか?”

確かにそう思われるかもしれません。
VMDの概念は変わりません。しかし、演出・陳列の組み合わせにはトレンドあります。

だからと言って、自店で演出のトレンドに乗らないといけないわけでもありません。

例えば、固定客がついている店舗でコロコロ演出や陳列の形態が変わるとお客さまが戸惑うことがあります。
しかし、現状お客さまに商品を手に取っていただけないようであれば陳列の見直しが必要です。

自店のコンセプト、客層に合わせた演出・陳列にしてください。

最新の売り場、百貨店、売れているショップに行って柱や壁面の演出・陳列の組み合わせを見るのも勉強になりますよ。

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