売れている商品の売り上げをもっと伸ばす方法

店舗には「何もしなくても自然に売れていく商品」とそうでない商品があります。

売り上げをアップさせるために「売れない商品を頑張って売ろう」という方法はありますが、「売れている商品をもっと売る」方が簡単です。

今日は手抜きのようですが、意外にやってないお店もあるのでご紹介します。

そして嬉しいことにそんなに手間もかからないし、お金もかからない方法です。

その前に何が売れている商品か、もっと範囲を拡大すると、セレクトショップなどではアウター、ボトムスなどの売れているカテゴリーを把握することから始めてください。

 

スーパーのゼリー売り場の例

これは7月のあるスーパーでの一口ゼリーの売り場です。

見事に売れ筋が欠品しているのでわかりやすいと思い、これを例に説明します。

詳しくデータがあるわけではありませんが、週2、3ペースでこの店舗で買い物をする主婦なので、「何が売れている」「どこの売り場が変わった」など大体わかります。

常温ゼリーの売り場はこうなっています。本当はこの下にもう一段あり、チューペットが陳列されています。

この場合、売れ筋は200円代のゼリー(大袋に20個くらい入ったもの)と仮定します。

なぜこの日売り切れていたのかは私の想像ですが、夏休み前のこの日で給食が終わり、学童でのお弁当生活が始まるからかな、と推測します。

この地域では夏休みが始まるまで数日間、お弁当はエアコンのない暑い教室内でお昼まで保管です。
保冷剤代わりに凍らせた一口ゼリーをお弁当に詰めるのです。
ですから毎年、お弁当が始まるとこのような現象は起きます。

100円代、300円代のゼリーはたくさん残っています。

一般家庭の主婦からすると100円代のキャラクターゼリーは少ししか入っていない・割高、300円代のゼリーは高い、。
200円がたくさん入っていて相場かな、と思います。

 

「売れている商品をもっと売る」やり方

消費者の声は「200円のゼリーをもっとたくさん並べてくれたらいいのに!そしたら買うのに。」だとします。

それをすればいいのです。
どのように?

単純に言うと、「売れていない・あまり売れていない商品の売り場面積を縮小し、売れている商品の売り場面積を拡大する」ことです。

例えばこのようにです。

あまり売れない(と予想する)300円代のゼリーの陳列している面積を減らします。

200円代の面積を増やします。

他のやり方としてはレジ前エンド(レジ前のガムなど売っている什器)に持っていく、お弁当コーナーを作る、などやり方はあります。

「売れていない100円や300円を引っ込めて200円ばっかりにしたら?」という意見もあるかもしれません。しかしアイテムを減らすのは避けましょう。商品を買うという購買行動の中に、買う商品は決まっているけれど、比較して買う、選ぶ楽しみもあるのです。

 

忙しい、できない

消費者からすると、「200円のゼリーをもっとたくさん並べてくれたらいいのに!」です。

店舗もわかっているのかもしれませんが「人がいない」「商品出しが追いつかない」など、いろんな要因があってできないのかもしれません。

しかし、個人店舗なら現場を見てすぐに対応ができるかもしれません。

店舗や売り場のすべてをそのように変えようというのは無理かもしれません。
しかし、1日一箇所とか1週間に一箇所ならどうですか?

欠品ばかりの売り場では「あのお店はいつ行っても欲しい商品がない。」と支持されなくなってきます。

お客さまに支持されるお店を目指すのであれば1週間に一度でも手を入れて行きましょう。

売り場づくりコンサルタント・セミナー講師 整理収納アドバイザー

20年のイオンでの店舗経験と女性目線から大阪・神戸〜姫路間の小さなお店に「見せ方による売上アップ」のコンサルティングをしています。

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