通路を工夫することでお金をかけずに快適な買い物空間がつくれます

先回に引き続き通路の大切さをお伝えします。
今回の記事では店舗という空間において、お客さまがストレスなくゆっくり快適に買い物できる仕組みについて考えていきます。

 

メイン通路とサブ通路を明確にする

通路は大きく分けて2種類あります。
メイン通路とサブ通路。

あなたがよく行く食品スーパーを思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。


お肉やお魚を売っているところは店内をぐるりと囲むように広い通路になっていることが多いです。これがメイン通路です。

缶詰や乾物、調味料はやや狭い通りの什器に陳列されています。
これがサブ通路です。

メイン通路には主力商品を置きます。
買い足す商品はサブ通路に置きます。

小さなお店ではサブ通路80cm、メイン通路1mのように狭いながらでも少し差をつけることで空間にメリハリができます。

 

もしメリハリのない、全ての通路が一緒だったら?

売り場としてはスッキリですが、おもしろくありません。
スーッと筋の通った通路は見ていて気持ちはいいのですが、何を売っているかがわかりすぎて奥まで見渡せすぎます。

なので回遊性(お客さまが店内をくまなく巡る)は低くなる可能性があります。
回遊性が高いほど買っていただける確率は高くなります。
なるべく店内を回っていただけるレイアウトにします。
そのために通路幅でメリハリを作ります。

 

人がすれ違えるスペースをつくる

通路の基本は下図の3種類です。


二人が余裕を持ってすれ違うことができる120cm幅が一般的です。

スーパーのサブ通路などでは90cmもよくあります。
私が以前勤務していたスーパーの衣料品売り場のサブ通路は90cmでした。
90cmは少し窮屈ですが女性ならなんとかすれ違える広さです。

ただ、下図左にあるような90cmの通路に何か障害物があるとすれ違えません。
小さなワゴンやテーブル、脚立、品出し途中のダンボールやカートなど置いているお店もありますね。

イメージ

販売する側は少しでもお客さまの目にとまって欲しい、便利だろうと思いこういうことをしがちです。
しかし、このちょっとしたことから買い物のストレスは生まれます。

こういった場合、ワゴンやテーブルはエンド(什器サイド)に置く、販売側の品出し途中に手を止めなくてはいけない場合はカートやダンボール、脚立を置くスペースを通路ではない別の場所に設けておくなど工夫が必要です。

大型店舗などでは図の右にあるような180cm以上の通路を確保しているお店もあります。
大きなカートを押しながら家族づれでショッピングを楽しまれるお客さまターゲットのお店です。家電量販店や大きなショッピングセンターがそうです。

 

まとめ

通路幅について考えてきました。
店舗内の通路幅を変えることでメリハリを持たせ回遊性を高めましょう。それが売り上げに繋がります。

 

通路はお客さまのストレスなくすれ違えるのが基本です。
ショッピングカートのあり・なしでも違ってきます。
あなたのお店の通路は来て欲しいお客さまにストレスなく買い物できるようになっていますか?

売り場づくりコンサルタント・セミナー講師 整理収納アドバイザー

20年のイオンでの店舗経験と女性目線から大阪・神戸〜姫路間の小さなお店に「見せ方による売上アップ」のコンサルティングをしています。

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