個人店の売り場を見やすくわかりやすくするためにPOPにも気を配りましょう

個人店の売り場を見やすくわかりやすくするためにPOPにも気を配る必要があります。

ある個人の雑貨屋さんのギフト訴求のコーナーでこんな陳列とPOPがありました。

進物箱見本と箱代が書かれたPOPです。

一見、どこにでもありそうなコーナーです。

そこで実際に耳にした会話がありました。
店員さんは一人しかおらず、忙しそうです。

年配のご婦人:「この丸い筒のどれが100円なの?」
店員:「あ、100円はこちらの四角い箱の小さい分です。」
年配のご婦人:「この丸い筒はいくらなの?」
店員:「この箱は…ちょっと待ってくださいね。(値段表を見て)えーっと200円ですね。」

いかがですか?

ぱっと見、POPを見たら進物箱の大中小の箱の値段は分かりそうです。そして、その他の箱は値段が別途ということです。

しかし、POPを付ける位置が少し左にずれていたのでご婦人は左側の筒に大中小があると思われたようです。

実際は右側の大中小は書いてある値段通り。丸い筒は値段が書いてないので店員さんに聞かなければいけませんでした。

さて、このPOPをどのように改善してスマートにご案内できるでしょうか?

その前にPOP作成時に考慮する基本的なことをおさえておきましょう。

 

POP作成時に考慮する6つのこと

1、適切な場所
2、適量
3、適したサイズ
4、適切なデザイン
5、的確な表現
6、ルール化

1、適切な場所

POPが必要な場所に設置しましょう。

2、適量

POPの数は多すぎず、少なすぎず必要な情報を伝えましょう。

3、適したサイズ

商品に対して大きすぎたり小さすぎたりしないかバランスを考えましょう。

4、適切なデザイン

文字の字体、配置、色など商品やお店にあったものにしましょう。

5、的確な表現

商品に合わせた文字数、表現にしましょう。

6、1〜5をルール化しましょう。

ころころPOPのスタイルを変えるとスタッフやお客さまも混乱します。それにコストもかかります。

コンセプトに基づき、これと決めたらルール化しましょう。

 

POPがもたらす効果

上記の1〜3は売り場でわかりやすく見やすくする効果があります。

4、5は見せ方によりお客さまを惹きつけ、購買につなげる効果があります。

 

先ほどの例を改善してみましょう

これでは年配のご婦人に情報が少なすぎました。情報を的確にお客さまに与えるために工夫しましょう。

例えばこんな風に改善できます。

元のPOPの位置を対象の進物箱の前へ移動する。丸い筒の価格が書かれたPOPを足す。

丸い筒の価格のPOPを付け、四角い進物箱それぞれの価格を商品に付ける。

改善例はお店によりケースバイケースです。

例えば対面販売を重視しているのと、人手が少なくなるべくセルフスタイルを重視しているお店ではやり方が違ってきます。

POPですべての情報を出し切ると対面スタイルには向いていません。逆に一番最初の例のお店では必ずお客さまと会話しなければいけなくなります。忙しいお店には向きません。

 

まとめ

いかがでしたか?
これは個人店で実際にあった話です。

売り上げアップさせるよいお店は「見やすく、選びやすく、買いやすい」が原則です。
POPという商品ではないものにも「見せ方」は必要です。

細かいところにも気をつかって売り上げアップを目指したいですね。

 

売り場づくりコンサルタント・セミナー講師 整理収納アドバイザー

20年のイオンでの店舗経験と女性目線から大阪・神戸〜姫路間の小さなお店に「見せ方による売上アップ」のコンサルティングをしています。

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