大手チェーンの競合店が近所にできる 対策はどのようにしますか?

「池田さん、大変です!そこの空き地に○○ができるんです。」

 

今朝、とある店舗のオーナーから相談されました。
応援しているお店だけに私もショックでした。

自店から100メートルほど離れたすぐ近所に同業の大手チェーン店ができるそうです。
オープンは2ヶ月後。
すでに工事が始まっていてスタッフの募集も始まっています。

「何か対策しないと…池田さんならこういう時どうしますか?」

まず落ち着きましょう。
早まって「価格安く」などしてはいけません。

価格につくお客さまは長続きしません。
他に安いお店ができるとそちらに移るからです。

チェーン店は仕入れも一括なのでどうしても価格では負けることが予想されます。
個人店でも価格以外で勝てる分野があります。

 

大手チェーンと自店(個人店)の違いを分析しましょう

経営の分析方法はいろいろあります。
経験上、個人店のオーナーに「○○分析」など話出すと「難しいことはわからない」「私は私のやり方でやるから」と避けがちです。(全員が全員ではないですが)

でも自店の将来がかかってるんですよ?
経営の勉強をしているならまだしも、「自分のこだわり」「自分の考え」と、根拠のない自分なりの対策をするより、適切な分析をし何をすればいいか知ってからの方が良くないですか?

分析の話はまた書きます。

 

差別化

分析し、何をしなければいけないかというと「差別化」です。

差別化の中に「価格」しか思いつかないようではアウトです。
今は価格競争優位(安ければ売れる)の時代ではありません。
お客さまは価格以外にも良く見て比較してモノを買われます。

他社と何が違うのかこういう視点で差別化ができます。

差別化の方法

製品による差別化
特徴、性能、適合、耐久性、信頼性、修理可能、スタイル、デザイン

サービスによる差別化
配達、取り付け、顧客トレーニング、コンサルティング、修理

スタッフによる差別化
コンピタンス(他社が真似できない能力)、親切丁寧、確実性、信頼性、迅速な対応、コミュニケーション、スキル)

イメージによる差別化
シンボル、文章およびAVメディア、雰囲気、イベント

ハーバード大学教授、セオドア・レビットは「あらゆる製品、サービスが差別化可能」と述べています。

ーコトラーのマーケティング・コンセプトより

 

まとめ

差別化したものをどう打ち出すか、やる・やらないはオーナー次第です。

価格以外のものでも勝負できるということです。
価格を下げることをせずにまず他社にない強みを分析してみましょう。

売り場づくりコンサルタント・セミナー講師 整理収納アドバイザー

20年のイオンでの店舗経験と女性目線から大阪・神戸〜姫路間の小さなお店に「見せ方による売上アップ」のコンサルティングをしています。

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